外壁のお困り事
さわると手に粉がつく
経年劣化で必ず起こる塗り替えのサイン!
サイディングやモルタルの外壁に塗装を行って5年以上経過すると、触ったときに手に白い粉が付くことがあります。
これは外壁塗装の代表的な劣化現象のひとつ、『チョーキング現象』と呼ばれます。塗膜(外壁に塗料を塗って出来る膜)の中の顔料が粉化して表面に出てくる現象で、色のある塗料の場合はほぼ全て経年劣化とともにチョーキング現象は起こります。塗り替えを検討する目安と言われています。
外壁にチョーキング現象が起こっている場合、外壁をしっかりと洗浄して粉化した部分を取り除く必要があります。この処理をせずに上塗りをしてしまうと、せっかくの新しい塗膜も粉化した古い塗膜と一緒に剥がれ落ちてしまう可能性があるからです。まずは、高圧洗浄で粉化した古い塗膜をしっかり洗い流し、下地を整える処理を施してから、下塗り、上塗りと適切な工程を踏みます。
剥がれている
内部に浸水の危険アリ!そろそろメンテが必要
外壁の劣化部分から塗膜内部に雨水が入ると、湿気が溜まり塗膜が剥がれる原因になります。塗料にはそのグレードにより耐久年数がありますが、剥がれがある場合には、その耐久年数を超えている可能性があります。また、下地がアルミや鉄の場合、もともと塗料が定着しにくい性質のため数年で剥がれる可能性が高いです。
まずはヘラや研磨紙を用いて浮き上がった塗膜をきれいに剥がします。古い塗膜を残したまま上から塗装してしまうと、新しい塗膜もすぐに剥がれてしまうことがあるからです。下地の処理はいつも丁寧に行います。外的な要因の剥がれが一部だけの場合には、元の外壁デザインに合わせて手作業で補修することもあります。左官工事で培った高度な技術で無駄のない施工を行っています。
ひび割れしている
ひびの幅が10mm以上なら要注意です
クラックとは、外壁の劣化による表面のヒビ割れ現象です。髪の毛ほどの軽度のクラックをヘアークラックと言います。ヘアークラック程度なら問題ありませんが、モルタルまで届いているようなひび割れの場合は、補修が必要になります。割れの大きさによって補修方法が異なるますが、ほとんどの場合はシーリング材による穴埋めと弾性系塗料で対応できます。このような劣化現象が出てくるとそろそろ塗り替え時期という目安にもなります。
クラックの大きさや深さを見極め、種類によって適切な補修方法を行なっています。外壁上部から下部に走る縦方向のクラックは、雨水が内部に入り込みにくいものの、横方向のクラックは、雨が染み込みやすいため注意が必要です。横方向に走るクラックを見つけた場合は、お早めにご相談ください。適切な処理をご提案いたします。
汚れが気になる
外壁をキレイに保つことで家は確実に長持ちします!
外壁の汚れは、自然にキレイになるわけではありません。大雨が降った後など一見汚れが洗い流されたように見えても、実はしっかり残っているものです。外壁の汚れは外観を悪くするだけでなく、建物の寿命を短くする要因になるため、見つけしだい早めに手入れをすることが理想です。水汚れ、土汚れ、大気中のちりや埃、油分が溜まることも。湿気の多い方角の場合は、カビ、コケ、藻などが汚れや黒ずみの原因となります。
汚れの種類によって提案させていただく方法もさまざまです。まずは汚れの種類をしっかりと見極め、適切な施工計画をご提案します。軽度なものであれば高圧洗浄でキレイになりますが、頑固な汚れや黒ずみは塗装が必要な場合もあります。軽微なうちに手入れができることが望ましいので、ご自宅で手軽にできる手入れ方法もご案内いたします。
雨漏りする
外壁をつたう水路は家を蝕む脅威
屋根ではなく外壁からの雨漏りと聞くと少し意外かもしれませんが、案外珍しいことではありません。 外壁には、サッシや換気扇フード、エアコンの排水管やアンテナ線などさまざまなものが付いています。その継ぎ目が劣化したり、隙間が空いたりすると雨漏りが起こってしまいます。雨水が染み込むだけでも家にとっては相当なダメージとなってしまうため、早急な対応が必要となります。
雨漏りの対処は一番難しい工事です。多くの家は木造のため、雨漏りによる湿気で壁の内部が腐食し傷んでしまいます。まずは、どうして雨漏りが起こるのかその原因を、散水試験やサーモグライフィ(赤外線検査)を使って慎重に究明します。軽い雨水の染み出しであればシーリングで埋めることもできますので、気づいたら早めにご相談ください。
壁が反っている
下地材の歪みが原因のことも。早めの対策を!
雨水の浸入などによってサイディングボードなど外壁の一部が反りかえることがあります。 反ることでさらに外壁の継ぎ目が剥がれ、また別の箇所での不具合が起こりやすくなってしまいます。反る原因は、単にビスが外れてしまっている場合、どこかで雨漏り(湿気による不具合)が起こっている場合などがあります。反りが起こると外側だけでなく内部での傷みも心配されます。
外壁のビスがただ外れただけであれば、ビス留めで対応が完了します。しかし、反りの主な理由は内部の結露ですので、どこまで影響が出ているかできれば内部も確かめた方がいいと思います。ひどい場合は、外壁材を剥がした下地の柱そのものが反っていることがありますので、できるだけ早い段階で慎重に原因を突き止めなければなりません。
色やデザインを変えたい
本当に納得のいく我が家にするためには
新しいデザインの新築の家を目にするたびに自分の家が古ぼけて見えたり、古臭く感じてしまうことはありませんか。目立った傷や傷みがなくても外壁塗装でイメージを変えることができます。印象の暗い外壁を明るくしたり、汚れの目立ちやすかった外壁を汚れが目立たない色に変えたり、流行りのデザインを取り入れたり。外壁の全体塗装は家を見違えるように輝かせるいい機会です。
当社専属のカラーコーディネーターがお客様のご要望をお伺いし、ご希望に合わせたプランをご提案しています。プランには、ご自宅を今とは違う色に塗ったときのイメージがわかるカラーシミュレーションをおつけてしていますので、小さな塗装サンプルだけで検討する必要がありません。大変ご好評いただいております。
長持ちさせたい
住宅を長持ちさせるためには、外壁は耐久性のあるものを!
外壁に耐久性があれば住宅は長持ちします。では外壁にはどんな塗料を使用すればよいのでしょう。基本的にメーカーが出している塗料の耐用年数から判断できます。ウレタン系塗料は7~10年、シリコン系塗料は10年~13年、フッ素系塗料は耐久性が高く15年~20年、ジョリパットなどの左官材も15年~20年となっています。また、塗料ではなく外壁材を使うこともおすすめです。
まず今のご自宅に「あと何年住みたいですか?」とお聞きます。家族の形態や暮らし方、ご予算に合わせて、さまざまな塗料の中からお客様に適した塗料や工事をご提案いたします。外壁塗装を適切に行うことで建物の資産価値は間違いなく上がります。あらゆるご家庭に合わせたご提案ができますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
屋根のお困り事
雨漏りする
雨漏りが家の劣化を加速させてしまいます。
天井のシミが雨漏りのサインであるのはよく知られていますが、そのほかにも、一見屋根からの雨漏りとは結びつかないさまざまな異変が表れることがあります。クロスの剥がれ、住宅内部のにおい、壁の変色などです。雨漏りの原因は、屋根材の破損や劣化がですが発見までに時間がかかることがあり、ひどくなるとと修理費用も高くなってしまうため注意が必要です。詳しくは本当は怖い雨漏りの話をお読みください。
雨漏りの対処は一番難しい工事です。多くの家は木造のため、雨漏りによる湿気で壁の内部が腐食し傷んでしまいます。まずは、どうして雨漏りが起こるのかその原因を、散水試験やサーモグライフィ(赤外線検査)を使って慎重に究明します。軽い雨水の染み出しであれば原因箇所をシーリングで埋めることもできますので、気づいたら早めにご相談ください。
塗装が剥がれている
風雨、強風、太陽光などが剥がれの要因に。
屋根は長年雨風にさらされるため、塗料の耐久年数が過ぎると塗膜はだんだんと剥離してしまいます。剥がれや浮きがでてきたら塗り替えのサインです。塗料にはグレードによって耐用年数が異なり、短くて5年、長いもので20年ほどでの耐久性があります。屋根用の塗料は色をつける役割だけでなく、塗膜の厚みや弾性によって防水機能や耐性機能が異なります。
屋根の塗装は塗り替えのお客様がほとんどです。屋根に登り、状態を確認したあとは、剥がれの種類に応じてヘラや研磨剤、剥離剤などを使って、古い塗膜を丁寧に剥がし落とします。古い塗膜を残したまま上から塗装してしまうと、新しい塗膜もすぐに剥がれてしまうことがあるためです。せっかく工事するのですから、できるだけ長持ちするように丁寧に施工させていただきます。
壊れている
屋根からの落下物などに注意。早急に対応を!
暴風や地震、大雪などの天候や、庭木や飛来物など外部からの衝撃によって屋根が破損することがあります。破損した箇所から塗膜の内部に雨水が入ってしまうと湿気によって塗膜が剥がれることがあります。破損そのものが雨漏りの原因にもなるため、できるだけ早急な対処が必要になります。
屋根の破損はなかなか気づきにくいものですが、暴風の後に自宅の周囲に見覚えのない部品が落ちていたり、屋根に庭木が被っていたりする場合は、注意が必要です。風の強い日に屋根からこれまでしなかった音がする場合も、どこかが壊れている可能性があります。屋根に登って確認することができなくてもお気軽にご相談ください。私たちが確認いたします。
雪が溜まる
積雪による家全体へのダメージ、落雪を防止
大量の積雪は屋根に大きな負担をかけてしまいます。真冬の積雪は、屋根の上で一部溶けては凍りを繰り返すために、次第に固い氷の塊となり、滑り落ちる時に屋根や雨樋を傷める原因となってしまいます。また、積雪によって屋根表面の温度差が激しくなると屋根材の劣化の原因になりますので、積雪は早めに屋根から落とした方がいいのです。
屋根に雪を積もらせないことが重要です。雪を滑らせる効果のある塗料を使用することで、屋根に雪が積もりにくくなります。着雪を少なくすることで屋根に雪の重みや負担をかけず、落雪の心配も軽減することができます。
錆びている
サビは放って置くと家を蝕みます。
屋根材が金属(トタンやガルバリウム鋼板など)の場合、塗膜が剥がれると風雨にさらされ錆びてしまいます。瓦は主にセメントでできてるので錆びることはありませんが、周りの鉄部品のサビが雨で流されて瓦に付着することも。サビを放置しておくと劣化が進み薄くなったり、次第に穴が空いたり。雨漏りが発生することもあります。サビが出てきた時点でかなり劣化が進んでいますので、塗替えや葺き替えを検討しましょう。
ブラシやサンドペーパーなど専用の機材を使用して、サビや古くなった塗膜を取り除き高圧洗浄機でしっかりと洗い流します。屋根材が薄くなっている場合には、洗浄機の強い水圧に耐えられないこともあるため、注意深く手作業で行うこともあります。下地処理をしっかりと行い、サビ止め入りの下塗材(下塗り専用の塗料)を塗布して、全面塗装をします。
その他のお困り事
雨どいが壊れた
地味だけど重要な雨どいは、破損によって二次被害の可能性も
雨どいは、住宅に降り注いだ雨水を屋根から地下まで運ぶ専用の道となります。雨どいが壊れるということは、雨水の流れが止まってしまうということ。壊れた雨どいから溢れ出した雨水が外壁を汚したり、屋根から直接地面まで落水することで落水音が響いたり、基礎を劣化させたりします。傷んだ屋根や外壁から雨水が染み出してしまうと雨漏りの原因となり、二次被害まで起こしてしまいます。本当は怖い雨漏り話はこちらから。
雨どいは、破損という一次被害よりも雨漏りなどの二次被害に注意が必要です。私たちは雨どい修理の前に二次被害が起きていないかをしっかり確認します。外壁に雨漏りの形跡がないかなど細かくチェックし、のちのち住宅に影響が出そうなときにはお客様にご相談の上、適切な処理方法をご提案させていただきます。
バルコニー(ベランダ)が劣化した
床材の傷みは放置せずに早めの対応を!
バルコニーやベランダは、洗濯物を干す場所として出入りすることも多いですが、この部分の劣化は意外に見落としやすく、放置してしまいがちです。雨風や雪、強い日光にさらされる場所ですので、新築から5年程経過すると劣化が見られることが。ベランダ床面の腐食や剥がれなどは雨漏りの原因になってしまうため、天気のいい日にバルコニーに出て、劣化がないか、自主点検をすることをおすすめします。
床面の補修工事は、一般の方が見ると一見塗装工事のように見えますが、水を防ぐための“防水”工事だということが特徴です。ベランダの防水では、FRP(繊維強化プラスチック)の被覆防水層を形成する『FPR防水工法』か、ガーディアンのどちらかで行われることが一般的で、予算と症状に合わせてご提案します。
木部が劣化した
木部の劣化は止めることができます
日本の住宅には、多くの木材が使われていますが、木は有機物であり、伸縮を繰り返し呼吸をします。雨や紫外線にさらされることで、水分が蒸発して曲がってしまったり、水分によって腐敗してしまったりすることも。腐敗を防ぎ、木材の呼吸を妨げないようにするためには、木材専用の塗料が役に立ちます。劣化や腐敗が進み木部自体の交換は必要とならないように塗り替えなどのメンテナンスが必要です。
劣化した木部をどのように残したいのかが重要になります。木目を生かしたい場合、劣化した部分をやすりで削りガラスコーティングで木を封じ込めることができます。逆に木目を残さずに塗料を使うと、木部に雨水が浸水しにくく耐久性が高くなります。木のぬくもりや風合いを生かした適切な方法をご提案します。
内装のイメージを変えたい
もっと自由に、個性ある空間を!
部屋を個性ある空間にしたい場合には、壁面を自由にデザインできる塗装がおすすめです。レストランなどで塗装の壁をご覧になったことがあると思いますが、壁を直接塗ることでデザイン性が高まり、ただの壁も圧迫感が減り、奥行きや立体感が生まれます。色の調合が可能なので思い描くような色を作り出すことができますし、汚れた場合は自分で部分的な塗り直しも簡単にできます。小さなお子さんがいるご家庭など、修繕が必要になることを考えた場合には、壁の塗装をおすすめしています。
ヨシマツでは、福島で唯一『ポーターズペイント』を扱っています。『ポーターズペイント』は調色に16色の顔料を使用出来るので、他の塗料ではなかなか出せない色の深みや奥行きを体感できます。個性ある空間を求めるお客様が納得いくまで、空間イメージのご相談をさせていただきます。
基礎コンクリがひび割れた
横に伸びるヒビ『構造クラック』には注意が必要
日本の住宅は地震に強い構造になっているため、地震だけが基礎がひび割れる理由ではありません。温度や乾燥による収縮、沈下などさまざまです。まず警戒しなければならないのは、ひび割れから雨水がコンクリート内部に浸入すること。構造に影響を与えるほどではない『ヘアークラック』であっても、雨水の浸入は起こるため注意が必要です。また、深刻なひび割れを放置すると基礎の強度が低下してしまい地盤沈下が発生する可能性があります。
ひび割れは「クラック」とも呼ばれます。基礎に表れるひび割れには、髪の毛ほどの細さの『ヘアークラック』と大きくひびが入る『構造クラック』の2種類があります。横に伸びた構造クラックの場合、深刻な劣化がある可能性がありますので、早めにご相談ください。基礎コンクリの音を聞き、状態を把握して適切な処理方法で家の基礎を強くします。
雨の音がうるさい
雨の反響音が塗装で解決できます
二階の部屋にいると雨音が気になるということはありませんか。屋根材として利用されている金属材は実は想像よりも薄いことが多く、豪雨の際などに雨音が反響しとても大きく感じる場合があります。もし、一階にいても雨音がうるさいと感じるようであれば、原因は屋根だけではなく、外壁が音を響かせている可能性があります。
雨音は、塗料によっても軽減できます。屋根や外壁に雨音が響かない塗料を塗るか、また屋根材の裏に雨音を低減する材料を貼るかになります。弾性の塗料や金属サイディングを使う方法で検討します。
室内が暑い
太陽光を遮断する“遮熱”塗料によって室内が涼しくなります
近年暑い夏が続きますが、住宅の暑さ対策として、強い太陽熱を遮断し屋内の室温上昇を抑える効果のある遮熱塗料というものがあります。屋根に塗るだけで太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射し、居室の温度上昇を抑えます。住む人の体への負担も少なくなり、冷房費の削減や節電、省エネにも効果があります。但し、使われている断熱材や太陽光の当たり方などにもよって下がる温度は変わります。
遮熱塗料は、一般的に中塗りと上塗りに使うものですが、ヨシマツでは、下塗りにも遮熱機能を持つ『サーモアイシーラー』を使用します。これが最大の特徴です。三回の塗り全てに専用塗料を使用することで高い効果を発揮します。
危険な箇所がある
蓄光塗料で簡単に解決できます
夜間、玄関回りや駐車場の回りでいつも同じところでつまずくなど、危険を感じたことはありませんか。ご年配の方やお子さまがいらっしゃる家庭では、なおのこと心配です。住宅地の場合、センサー照明を付けることも近隣の迷惑になるのではと躊躇される方も多いと思います。電気を使わずに塗料の性能で安全を確保できます。蛍光灯や太陽光の光エネルギー(紫外線)を吸収する蓄光塗料は、暗所で発光する特徴があり、大変便利です。停電時にも重宝されます。
ずっと気がかりだったことが塗装で簡単に解決することがあります。蓄光塗料は気になる部分に塗って完了、とても手軽です。お気軽にお申しつけください。
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こんなことも出来る!
部分塗装
蓄光塗料ぼんやりと光る蓄光塗料はブロックだけでなく様々なところに塗装できます!
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